実は、ウェブサイトをちょこちょこと弄っていました。
大きくは変えていないのですが、表現や言い回しを。。。
最近歳のせいか、明け方早くに目覚める時があるのです。
そんな時、真っ白な頭でウェブサイトを確認すると、スッとしない説明や表現が目につくのです。
気になった箇所をチマチマ直していました。
この記事もそうです。
今日も早くに目覚めてしまい書き始めました。(笑)
先人と先駆者について。
昨今、洗車はブームとなっていると感じています。
「洗車民」という呼び方も定着し始めています。
自分自身、洗車のサービスを始めたのは1年ぐらい前です。
ただ、プライベートで洗車に興味を持ち始めたのは2005年あたりだったかと思います。
このあたりのことは、既に別な記事に書かせてもらっていますので、ご興味があればそちらもご覧ください。
で、昨今の洗車ブームとは異なり、30年前後前から洗車業を続けられている方々がいる事実です。
先人であり先駆者でもある方々の存在です。
この先人の方々が発してきた情報に影響された方々も結構いるのではないか?と思っています。
自分自身、この先人たちの知見をベースにしています。
しかしながら、それらの知見情報を発信し始めた源流は?ということは、あまり気にしていませんでした。。。
自分自身が先日の SNS でのやり取りで気付いたことです。
どうしても、インフルエンサーと呼ばれる方々が出典元などを明確に言い添えない限り、伝聞した言葉であってもその方の言葉となってしまいます。
また、個人的に感じているのですが、インターネットや SNS の世界ではインフルエンサーが受け側のメンターにもなってしまうことが多いのではないかということです。
そうなると、インフルエンサーが発する情報や言葉が無条件に正しいものと認識され始め、正誤は抜きに安易に同調してしまう。
これって怖いことだと痛感しています。
当店(自分自身)でも発信している標語。
「塗装面上に塗るものは何でも良く、大事なのは汚れが固着する前にこまめに洗車すること。」
この標語、ひょっとしたら大部分の方々の認識と異なり、自分は AKI さん系の方々が発し始めた言葉だと認識しているのです。
つまり、自分がこの標語を一番初めに知ったのが、AKI さん系の方々でした。
詳しく言えば、「大事なのは汚れが固着する前にこまめに洗車すること。」という標語については明確に記憶しています。
と言うか、「教え」となるものなのです。
ただ、「塗装面上に塗るものは何でも良く」という標語は、自分自身インフルエンサーから初めて聞いた認識でした。
しかしながら、過去の SNS や YouTube から推するに、この標語も AKI さん系の方々なんだろうな?とやっと気付きました。
真偽のほどは定かではありませんが、自分はそのように感じています。
また、YouTube 上にはバケツ洗車の動画が結構上がっています。
これは、明確に AKI CAR WASH さんが先駆者です。
「バケツ一杯の洗車術」です。
個人的に、国内のリンスレス洗車の先駆者は AKI CAR WASH さんですし、紛れもない事実です。
1989年から始められています。
海外でリンスレス洗車剤というケミカル剤が販売されたのが2005年です。
Optimum No Rinse Wash が先駆けかと思います。
その後、海外でリンスレス洗車が普及し始め現在に至ります。
そして、YouTube 上のバケツ洗車の動画の中には、ちゃんと AKI さんが始められたと説明されるされる YouTuber の方も居られます。
しかし、その説明もなく、こんなに便利なやり方なんですよ!とだけの動画を目にすると、自分は「それ、AKI さんのだろ!!」と画面に向かって囁いています。
結局のところ、情報の真偽はもとよりその歴史やプロセスも正しく認識することも大切だと気付いたのです。
これって、先人や先駆者に対する礼節みたいなものだと思うのです。
また、前述の標語やバケツ洗車の件ですが、他意や悪意があるか否かによって話が変わります。
標語の件は、熱い人が故に他意や悪意があるとは思えず、有益な情報をいっぱい発信している、しなきゃならないとの責任感めいた故のことだと思っています。
もし、費用を払って講習会を受講して取得した知識だから自分のものだという意識があるのであれば、それはもう激しく悲しいことです。。。
そんなことはないとは思っています。
自分自身に当てはめて考えると、先人や先駆者から得た情報については引用元やリンクを貼るようにしています。
当初は連絡を取るか否かで悩んだのですが、ネット上にオープンにしているのであればい良いと勝手に判断しましたが、自分なりに明確にすることが礼節にもなると考えたのです。
また、洗車ブームで情報が氾濫し、商機と見て多種多様なケミカル剤が開発販売される今、自分自身は混沌とした感を受けています。
例えば、耐薬品性能。
最初は何だろう?と思いました。
それが、塗装面の汚れを除去するケミカル剤に対するコーティン剤の耐性と知って、少し驚きました。
何故?
施工したコーティングを護るためだと思うのですが、GANBASS さんが仰っている通り、
「護るべきものはコーティング層ではなく、塗装面だ。」
が正しいと思っています。
液性。
酸性、アルカリ性、中性の液性です。
有機汚れ、無機汚れへの個別なカウンター手法です。
物理的な塗装面に対する接触を減らして、洗車傷を削減する。
理屈は分かるのですが、リッチすぎるし複雑だと感じています。
積層化。
コーティング層を複数層化することです。
ですが、同じコーティング剤を何層にも重ねることは何か違うと感じています。
水シミ(スケール)。
当店(自分)自身、水シミ・水垢・スケールと言葉が統一できていないのですが、水シミ(スケール)にします。
先日、先人のSNSに反応してしまったのですが、定期的な洗車をしていれば初回に除去すれば済む話だと思っています。
クリーナーワックスで定期的な洗車をしていれば、除去後は付着しません。
例えば、定期的な洗車をできなかった場合、また除去すれば良いし、水シミ(スケール)が陥没痕になってしまったら受け入れるか研磨をしてもらうだけです。
鉄粉。
自分自身、新車を購入し GANBASS さんガラスコーティングを施工する際、使用方法に準して鉄粉除去をしたことしかありません。
水シミ(スケール)と同様に、クリーナーワックスで定期的な洗車をしていれば付着しない認識です。
と、いろいろと書きましたが、やはり今現在ブームで複雑化しすぎていると感じてしまっています。
洗車を趣味として、イベント的にリッチで荘厳な洗車を愉しむことはとても素敵なことだと思っています。また、リッチで荘厳な洗車をすれば、後のメンテナンスも軽い内容で済むのもメリットだと思います。
普段は洗車をしてクイックディテイラー(QD)などで仕上げるだけ。
そして、数ヶ月後にまた本格的な洗車(リセット洗車?)をするかと思うのですが、その時には異なるケミカル剤を使って愉しんだりもしてしまう。
洗車が愉しい時間です♪
当店(自分)も、出張洗車でそのようなスタイルを採用したのですが、少し浅はかでした。
出張洗車の作業環境を考慮すると適していなかったのです。
一番の理由は、自然環境化の屋外施工であると言うこと。
そして、水を潤沢に使えないことが原因でした。
営業的な観点も含め時流に乗ろうと考えて実行したのですが、思いっきり背伸びをするサービス施工となってしまいました。
例えば、自分自身のクルマをイベント的にそのような洗車をすることは愉しいのです。
屋外で水も潤沢に使えないことは変わりありませんが、自分の駐車場なので水がなくなればまた自宅に汲みに行けば良いし、風が強くなれば中断してまた別な機会にやれば良いのです。
ただ、洗車のサービサーとしては成り立たないのです。
正直、辛かったですね。。。
挫折です。
そこで再考です。
やりたいことの第一命題は何なのか?
「クルマを普通に綺麗にしたいだけ。」
「普通て何だよ?」
「コンクールカーみたいな非日常的なものでなく日常的に綺麗なこと。」
「日常的に綺麗にするにはどうするんだよ?」
「汚れが固着する前に洗車すること。」
「どうするんだよ?」
となって、背伸びをせずにできることが、自身のクルマに20年以上継続してきたクリーナーワックス仕上げだったのです。
汚れが固着する前に洗車をするとなると、そのスパンは2週間〜3週間だと経験上から認識していました。
ただ、どうしてもカルナバ蝋に拘りたかったのですが、その耐久性が数ヶ月と表示されているので逡巡しました。
「数ヶ月の耐久性であれば、数ヶ月ごとの使用をメーカーは前提としているはず。」
「2週間〜3週間おきの使用にはオーバーパワーかも知れない。」
2週間〜3週間おきの使用を前提に考えられているのが、AKI さん系のクリーナーワックスだけでした。
そして、ブレにブレまくってひとつの洗車コースになりました。
その背景には、プライベートで20年以上継続使用してきた実績が大きかったです。
よく研磨成分の有無が話題となりますが、20年以上継続使用してきて問題がなかったことがその結論になるかと思います。
途中、1年間ほどカルナバ蝋天然ワックスに浮気をしましたが。。。
一番良いと思っているのですが、出張洗車というスタイルには合いませんでした。
と、ここまで書きましたが、このポストはステマの類ではありません。(笑)
単純に、自分がその効果や使い勝手が好きであり、良いと思っているだけです。
だからこそ、自信があるのでサービスに適用しているのです。
昨今の複雑化した洗車。
その中では目立ちもしない洗車方法やケミカル剤なんだと思っています。
ただ、シンプルさと結果に秀でているだけです。
誤解を恐れず正直に言えば、
・水
・バケツ
・綿タオル
・クリーナーワックス
・マイクロファイバークロス
・樹脂パーツ用ケミカル剤(タイヤ/ゴム兼用)
・窓ガラス用ケミカル剤
・あればマルチクリーナー
だけで、洗車は成立するというのが今現在の自論です。
このことも、洗車の先人や先駆者が居られたからこそなのです。
最後に、挫折した際や悩んだ時に見ていたインスタグラマーさんがいます。
同じ横浜に住まわれている谷尾◯美装さんのインスタグラムです。
やっぱり、素直に綺麗だと感じてしまうのです。
いいね!をすると必ずいいね!を返していただけるお人柄。
自身のクルマの写真(カルナバ蝋天然ワックスとクリーナワックス仕上げの比較)も何度も見返していましたが、何度もここを訪れていました。
クリーナーワックスでも問題ないとの自信になりました。
当店(自分の)でも、施工車両の写真を掲載したいのですが、悲しいかな実績が乏しいのです。
洗車業暗黒時代(インフルエンサー曰く)をまだ抜け出せないでいます。。。(汗)
ですが、3年間は何があっても(なくても?)も頑張ると決めているので、あと2年ぐらいはまだまだ頑張る所存です。
では!
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