街中で見かけるクルマを見て、勝手に洗車アプローチのイメトレをしたりする。。。(笑)

でも、下記のクルマは働くクルマ。
ひょっとして光沢艶感を出さない方が良いのかとも思ってしまう。
だけど、タイヤとホイールを決めている。。。

このホイールは、自分がジムニーシエラの冬タイヤに履かせていたホイールと同じだとも気付く。
ただ、ボディの状態に比べタイヤとホイールは綺麗なので、そのような美意識を持ったオーナーさんなのだと判断。

また、アプローチと言っても施工内容は変わらない。
適用するケミカル剤が異なるだけ。
そして、我に返って、自分自身の働くクルマに目を向ける。

車検時にディーラーで洗車をしてもらって、およそ1ヶ月ちょっと。
その間、洗車はしていない。
洗車屋稼業としては恥じるべきだとは思っている。
だけど、同じく洗車屋稼業として確認したいことが山ほどあるのだ。。。

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俗に言われる「軽い水シミ、水アカ」ってどの程度のものなのでしょうか?
自分はよく解ってはいません。
でも、多分この程度の汚れを言うのではないかと感じています。

スケール除去剤で落ちると思います。
油分除去剤でも落ちると思います。
多分、水でも落ちるのではないかと思っています。
つまり、そのケミカル剤のパワーで落とせるものが「軽い水シミ、水アカ」であって、落とせないものがそれ以外なんでしょうね?
結局は、そのケミカル剤の主観なんだと思っています。
だから、あまり意味はないものとして自分は認識しています。

そして、自分(当店)は、防汚性の高さから「天然ワックス」を推しています。
自分自身の働くクルマにも「天然ワックス」を施工しています。
そして、ルーフの汚れ具合はこの通りです。

この状況を、「天然ワックス」を施工してある場合にどう捉えるかです。

クリア層を侵蝕するダメージを被っているか否か?

未だ、状況は分かっていません。
そのまま放置してあります。

「天然ワックス」の懐の深さに護られているのか?
どのレベルの油分除去剤で対応可能なのか?
スケール除去剤で対応可能なのか?

このようなことを確認したいのです。
確認をするには自身のクルマではなく、テストパネルなどを用意すれば良いのでしょうが、毎日走る働くクルマであり、青空駐車という過酷な現実的な実用環境下で把握をしたいと思っています。
洗車屋稼業としては、お客さまの目に触れる自身のクルマは綺麗にしておくことが得策であり、アピールポイントだとは感じております。
しかしながら、悲しいかな、自分の働くクルマは実証実験対象としております。
それに、新しいスケール除去剤と油分除去剤を試してみたいのです。

明日、「天然ワックス」の入れ替えも含めて洗車してあげるつもりです。
ただ、昨晩、横浜は強い雨が降りました。
軽微な汚れは落ちたかもと思い、先ほどルーフを確認すれば、、、

前述の汚れが蓄積されている同じルーフ箇所です。
ぱっと見は難を逃れたようにも思えますが、実際はどうか未だ不明です。

最後に、屋根あり駐車環境から青空駐車環境へ変わってから、ワックスを含むコーティング剤などに望むことが変化しました。
従来は、艶感や光沢感を一番望んでいました。
しかし今は、高い防汚性を一番に望むようになりました。
だからこそ、「天然ワックス」を推すようになりました。
しかし、、、

洗車サービスを始めるときに、気になるケミカル剤を見つけていたのです。
自身の琴線に触れていたのです。
今回、そのケミカル剤を入手する予定です。
入手が少々手間が掛かり、手間を嫌えば価格も上がるような状況のものです。
入手次第、また自身の働くクルマを実証実験対象とさせていただきます。
多分、下調べの段階でも問題はなく、検証も問題ないと思っております。
確認取れ次第、新たな洗車コースを設けるか、オプションとして備えるかのどちらかになるかと思います。

案の定、華のあるケミカル剤ではありません。(笑)
どちらかと言えば、地味な部類かと思っています。
しかし、古くから愛用されているケミカル剤であり、当然カルナバ蝋ベースのものです。
そして、何よりも高い防汚性が期待できる代物なのです。

愉しみにお待ちいただければと思っております。