これまで、長い間シリコーン系のクリーナーワックスを使用してきました。
オーバコート剤もそれに倣って、シリコーン系のものを選択して使用してきました。
しかしながら、本日をもって、カルナバ蝋系のクリーナーワックスへ変更いたしました。
オーバーコート剤も準じて、カルナバ蝋系のものへと変更いたします。

主な理由としましては、
 ・「継続洗車」のサービス料金を下げたかったこと
 ・やはり、カルナバ蝋が一番だと思うことを諦めたくはなかったこと
です。

【「継続洗車」のサービス料金を下げたかったこと】
当店(自分)の思いとして、「初回洗車」では初見であるためクルマの状態も判らないまま受託をします。
クルマの状態は千差万別ですが、主眼は汚れを落とすことであり、まずはビシッ!とベースを作りあげたい思いがあるのです。
汚れを落として、保護層を構築するのです。
この場合、多くの手間が掛かります。
しかし、そうすることにより次回の洗車では汚れ落ちが格段に良くなるものです。
つまり、「継続洗車」では、手間が少なくなるはずなのです。

ですが、当店(自分)自身のシリコーン系のクリーナーワックスの施工では、手間は変わらないのです。
塗って拭き上げるという行為は変わらず、適用するケミカル剤がより優しいものに変わるだけなのです。

しかしながら、「初回洗車」をカルナバ蝋系のクリーナーワックスに変えると、以降の洗車はスプレーして拭き上げる方法に変えられるのです。
この「塗って拭き上げる」と「スプレーして拭き上げる」の差は、自身にとってはとても大きな労力の差なのです。

今回、この大きな差を価格へ転嫁することが可能となりました。
先ほど、価格を改定いたしました。
理想としては、巷の「手洗い洗車」価格並みにしたかったのですが、少しだけ高いレベルとなりましたがかなり下げることができたと思っております。

「初回洗車」でベースとなる状態に一回していただければ、以降はずーっと「継続洗車」料金で洗車をしていただけるようになったのです。
条件としては、前回の洗車から 1 ヶ月以内に洗車のご依頼をいただくことだけです。
「継続洗車」では、クイックディテイラー(QD)とスプレーワックスでのメンテナンス&エンハンスとなるのですが、最長 3 ヶ月のサイクルで再度カルナバ蝋系のクリーナーワックスの汚れ除去も含まれております。

これが、当店(自分)が考える「定期的に継続した洗車」の在り方です。

【カルナバ蝋を諦められなかったこと】
出張洗車という過酷な施工環境下では、理想と現実は大きく異なっていました。
理想はカルナバ蝋、現実はシリコーンでした。
ただ、思い込みとして「カルナバ蝋=天然カルナバ固形ワックス」という考えがあるのと同時に、海外のカルナバ蝋クリーナーワックスの研磨力が気になっていたのです。

シリコーン系クリーナーワックスは 20 年以上使用してきた実績があったのです。
しかし、カルナバ蝋は僅か数年ほどです。
この経験の差は埋まるものではないですが、自車に対して色々と試行錯誤をして適用してきた結果、防汚性ではかなり秀でていると認識できたのです。
そして研磨力についても、シリコーン系クリーナーワックスではメンテナンスにおいても毎回使用するのですが、カルナバ蝋クリーナーワックスでは「初回洗車」と以降最長 3 ヶ月のサイクルで 1 回の使用となるのです。
通常のメンテナンスでは、研磨成分が入っていないクイックディテイラー(QD)とスプレーワックスを使用するのです。
であれば、研磨力の差については何ら問題はなく、寧ろより優しい内容となったのです。

艶感光沢感についてもカルナバ蝋が大好きなのですが、その差を見極められるか言えば否です。
自信はありません。
しかしですね、ひとつ言えることは圧倒的に満足感が異なるのです。

使用するクリーナーワック、クイックディテイラー(QD)、スプレーワックス、固形ワックスの全ては、グレードがタイプ 1 ( T1 )のカルナバ蝋ベースのものを使用します。
拘りはあるのです。

最後に、この 3 年間、色々と試行錯誤を繰り返してきましたが、やっと当店(自分)自身が納得して満足でき、胸を張れる出張洗車スタイルでの最終系に辿り着けたかと思います。
以降、基本的なスタイルを変えることはないと思っています。

では、今後ともよろしくお願い申し上げます。

追伸:
これまで検証や試行錯誤のため、色々なケミカル剤を購入してきました。
今回をもって、当店(自分)の出張洗車スタイルは確立できたと思っております。
ついては、購入したけど未使用のもの、開封しただけのもの、少量使用したものなど色々な状態のケミカル剤がありますが、今後使用しないのでオークションサイトなどでの売却を検討しています。
無論、転売ヤーではありませんので、それなりのお値段でと考えております。
可能であれば、当方まで撮りにきていただける方が理想ですが、送料をご負担いたただける方であれば嬉しいです。
詳細が決まりましたら、別途お知らせいたします。
よろしくお願いいたします。

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