先日、「研磨成分を排除したアプローチの検討。」という記事を書きました。

その契機は GANBASS さんでした。
どうにも気になり始めたのです。
実は、現在の仕事の相棒であるエブリイバンが納車された際に、GANBASS さんのガラスコーティング剤を施工したのです。

AVELL version2.1 です。
このコーティング剤を選んだ理由はひとつです。

ハイエース、エブリーやアトレー、そして軽トラック等、仕事として日々酷使される車両である事から正直に言えば傷を入れないで維持することは不可能だしメンテナンスはおろか洗車もほとんどが洗車機だけの洗車になってしまう!だからこそ下手な小細工的な性能だけではなく耐久性もそれなりに無くては困る。

何より最初ぐらいはしっかりとしたコーティングを行いたいと考えるケースに。

同じく車を購入した時だけしっかりとしたコーティングを行い、後は放置する可能性が高いケースに。

仕事で使う上で、この製品説明に惹かれました。
下地処理は推奨通りの方法で。

そして、これも以前に書いた AVELL2.1 の残存疑惑ですが、多分皮膜は5年近く経過した今でも残存していると判断しています。
その理由は、やはり施工ミスで発生させてしまったムラが未だに消えていないことと、ケミカル剤の検証のために色々なメンテナンスを施していますが雨天時の排水性が継続しているのです。
製品説明にある記述はこの耐久性を述べているのではと思っている次第です。

そのような意味では、GANBASS さんとの接点は5年ぐらい前からあるのですが、コーティングを施した以降は適用することはありませんでした。
では、何故再びの GANBASS さんかと言えば、デポジット除去剤である「デポリン」でした。

水の使用に制限がある出張洗車において、リンス(濯ぎ)が不要な酸性ケミカル剤を探して辿り着きました。
購入はだいぶ前でした。(現在は透明な液体のようです。)
ズーッと棚の中で眠っていたのですが、先日モコの洗車で適用したところその実力に驚かされました。

このような汚れが最も簡単に除去できたのです。
有機無機様々なデポジット(固形の蓄積付着物)を落とす弱酸性タイプのマルチクリーナーです。
出張洗車屋としてはドストライクでした。
それほど強力なものではなく、以降スタメンとして活躍してくれています。

同時に棚の中に眠っていた HAZE を持ち出しました。

オーバーガラスコーティング剤です。
実は、これも AVELL2.1 と一緒に購入していたのです。

クリーナーワックスで仕上げたあと、フィニッシュアップとして何かしらのトップコートを適用していたのです。
P&S BEAD MAKER やスプレーワックスなどです。
改めて製品説明を拝読すれば、使わない手はないなと気付いたのです。
ボディとホイールに使ってみれば、これまで眠らせていた自分の愚かさを思い知りました。
これも今ではスタメンです。

出張洗車屋としての他のスタメンも存在しています。
プレウォッシュ洗浄剤の ION-PRE-WASH(BASEFLOCK)。

中和・融和剤の NEUTRALIZER 。

で、このあたりからです。
HAZE はオーバーコーティング剤に位置しますが、FINALFILLER という防汚性にに特化した最上位に位置付けされるオーバーコーティン剤も発売されました。
また、クイックディテイラー(QD)である PLUSFIX も発売されました。
そして、最後に PM-LIGHT の進化版である ENDIX も先日登場しました。
有機溶剤を限界まで削減した弱アルカリ性のクリーナーです。

これで洗車メンテナンスの布陣が完成されたようです。
販売されているベースコーティング剤、オーバーコーティング剤、酸性ケミカル剤、クリーナー剤を適用することにより、塗装面に最も優しくコーティング層も温存するシステム化されたカーケアシステムができたものと理解しています。

この動向から、艶に特化した BP-MIX にも興味を抱き購入しました。
カルナバ蝋天然ワックスと同等の艶感の可能性を感じて。。。
同時に BP-MIX の下地処理剤であり、天然ワックスのプライマーとしても優れていると評判に強く興味を惹かれ、 DSERCHER と SURFIXER も購入しました。
気付けば、GANBASS さんの製品に囲まれていました。

GANBASS さんは洗車傷にストイックです。
「リンスレス洗車」と研磨成分配合のケミカル剤を使う当店(自分)には気が引けてしまう存在です。
ですが、HAZE の成分を確認すれば、特殊シリコーンと界面活性剤と書かれています。
BP-MIX も、DSERCHER と SURFIXER も特殊シリコーンと界面活性剤です。
PM-LIGHT は有機溶剤です。
自分が愛用しているクリーナーワックスは、シリコーン、有機溶剤、界面活性剤、そして研磨成分です。

何となく親近感めいたものを感じると同時に、色々と組み合わせてみたくなったのです。
組み合わせた結果を確認したいのです。
また、艶に特化していると言われる BP-MIX の艶感も。
そして、新たな方向性があるのかを知りたいのです。

まだ未定ですが、システム化されたカーケアシステムを適用することになれば「定期洗車コース」への適用になると思います。
定期的なメンテナンスに効果を発揮するものなので、「スポット洗車コース」への適用はないと思われます。

とは言え、カルナバ蝋に対する思いは変わらず、新たに液体ワックスの適用も検証してみます。
GANBASS さんも出張洗車業務経験者であり、天然ワックス好きのようですね♪

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