「洗車の流儀」K's Garage Works の「洗車の流儀」 お詫び 洗車コースの改定を行なっているため、記事内に古い洗車コース名が記載されている記事がありますことを、予めお詫び申し上げます。 K's Garage Works2023.12.04#1 Prologue.https://ksgarage.works/carwash_methods/1-prologue自分が洗車の世界にハマった理由。それは、「水道設備がない住宅環境下で、どのようにして洗車を行えば良いのだろうか?」「ガソリンスタンドやコイン洗車場で行うしかないのか?」「環境や時間に制約されない自由な洗車方法はないのだろうか?」そのような疑問とジレンマを抱いたことが始まりでした。きっかけは、BMW 530i(E39) というクルマを所有したことでした。自分は元 SE (システムエンジニア)です。1987 年から 33 年間 SE を仕事にしていました。若い頃はそれはもう肉体労働的な時代でした。ワークライフバランス、36 協定... K's Garage Works2023.12.09#2 AKI Car Wash Service.https://ksgarage.works/carwash_methods/2-aki-car-wash-service「#1 Prologue」でも執筆した「 AKI Car Wash Service 」さんについて書きたいと思います。「バケツ一杯の洗車術」洗車設備や水道設備が無い住居環境下において、洗車は出来ないのか?この悩みを解決してくれたのが、「 AKI Car Wash Service 」さんの「バケツ一杯の洗車術」でした!ただ、その手法は驚くほどに衝撃的でした!?必要なものは、水を入れたバケツひとつと綿タオル 2 枚だけ。ひとつの綿タオルは、緩く絞って水を含ませた水拭き用。もうひとつの綿タオルは、水を絞った拭き上げ用。そして、水を含ませた水拭き用タオルを... K's Garage Works2023.12.10#3 洗車https://ksgarage.works/carwash_methods/3-「洗車」「洗車」と言うキーワードには、「狭義の洗車」と「広義の洗車」があると思います。少なくとも、自分自身の中では同じ「洗車」という言葉ですが、使い分けたりしています。まず、「広義の洗車」ですが、以下の工程をすべてまとめて言い表す意味で使っています。 1. Washing:「洗車」 2. Decontaminating:「汚れ除去」 3. Coating:「光沢化&保護」「洗車屋」や「定期的な洗車」などで使っている「洗車」は、「広義の洗車」です。次に、「狭義の洗車」ですが、 1. Washing:「洗車」のみの工程を「洗車」と言い表... K's Garage Works2024.02.06#4 リンスレス洗車https://ksgarage.works/carwash_methods/4-「リンスレス洗車」狭義の意味での「洗車」です。多種多様な「洗車」手法があります。一般的には水とシャンプーを使用した「洗車」をイメージされると思います。ホースで水を掛けたり、高圧洗浄機で水を当てたり。また、ガソリンスタンドの機械式洗車機もあります。いずれにしても水源、つまり水道設備が必要となります。では、水道設備がない環境下での「洗車」は?となると、「リンスレス洗車」や「水なし洗車」という手法があります。「リンスレス洗車」は、濯ぐ(リンス)ことをしない洗車手法です。「水なし洗車」は、水を使わず水なし洗車剤をボデ... K's Garage Works2024.02.12#5 油分除去剤/クリーナーワックス/ワックス下地処理剤https://ksgarage.works/carwash_methods/5-「油分除去剤とクリーナーワックスとワックス「油分除去」と「脱脂」について初めに、「油分除去」と「脱脂」について。自分の頭の中の整理も兼ねて、このふたつの言葉についての解釈です。このふたつの言葉、油(脂)を除去する意味で似ていますが異なる内容を指しています。まず、「油分除去」ですが、 「油脂汚れを除去すること。」を意味しています。油脂を落とす訳ではなく、油脂汚れを落とすものです。そういう意味で、今後は「油分除去」ではなく「油脂汚れ除去」と言い換えようと思います。その方法ですが、油で油で馴染ませ浮かせて除去するのが一般的だと思っています... K's Garage Works2024.02.16#6 クルマの汚れ(凸状痕と凹状痕)https://ksgarage.works/carwash_methods/6-「クルマの汚れ(凸状痕と凹状痕)」クルマに付着する汚れは、大きくふたつだと思います。有機質の汚れと無機質の汚れ。有機質の汚れは、 1. 油脂汚れ 2. 鳥フン 3. 虫 4. 花粉などです。無機質の汚れは、 5. 鉄粉 6. 黄砂 7. スケール(イオンデポジット、水垢)などです。そして、「凸状痕」と「凹状痕」。多分、一般的な言葉ではありません。「スケール」のことを調べると、スケール、イオンデポジット、水垢、水シミ、ウォータースポットなど多様な言い回しで溢れていて、少し言葉の意味が判らなくなってしまいました。そんな時に、PROVIDE さんのスケール除去... K's Garage Works2024.02.18#7 洗車頻度とスケールhttps://ksgarage.works/voice/7-洗車頻度とスケール「凸状痕(汚れ)」から「凹状痕(シミ)」に変貌を遂げる期間が重要で、洗車メンテナンスで対応できる「凸状痕(汚れ)」であるうちに除去することが一番簡単で安全だと思っています。言い換えれば、これが洗車頻度を決めるパラメーターとなる訳です。K's Garage Works の「洗車の流儀」#6 クルマの汚れ(凸状痕と凹状痕)広義の意味での洗車において、その適切な頻度を考えると「凸状痕(汚れ)」から「凹状痕(シミ)」へ変貌する前に行うサイクルとなるはずです。洗車メンテナンスで、汚れが落とし切れるうちに落としてしまう... K's Garage Works2024.06.17#8 天然ワックスhttps://ksgarage.works/carwash_methods/8-天然ワックスまず初めに、当店での「天然ワックス」という言葉ですが、「タイプ1(T1)グレードと呼ばれる最上級カルナバ蝋をベースに良質なキャリアオイル類などの原材料で創り上げられたワックス」のことを指しています。【蝋(ワックス)の種類】蝋(ワックス)の種類は、「植物系」、「動物系」、「鉱物系」、「石油系」などがあります。「植物系」には、「天然ワックス」にも使用されるカルナバ蝋やパーム蝋やホホバオイルなどがあります。「動物系」には、「天然ワックス」にも使用される蜜蝋(ビーズワックス)があります。蜜蝋(ビーズワ... K's Garage Works2024.05.29#9 天然ワックスの有効性https://ksgarage.works/carwash_methods/天然ワックスの有効性。自分が軽貨物運送事業で使用している働くクルマは、エブリイバンです。そのエブリイバンですが、ダメだダメだと思いつつも久しく洗車をしてあげられませんでした。そこで先日、仕事を獲らずに時間を設けて洗車をしてあげました。ただ、「クリーニングワックス」仕上げに戻すか、「天然ワックス」仕上げでいくかを悩みました。実は、自分のエブリイバンですが、ズーッと「クリーナーワックス」仕上げを継続していたのですが、2〜3ヶ月ほど前に「天然ワックス」仕上げに変えたのです。働くクルマですが、やっぱり「天然ワックス」のウ... K's Garage Works2024.10.01#10 「天然ワックス」を推す本音https://ksgarage.works/carwash_methods/10-「天然ワックス」を推す本音「天然ワックス」については当ウェブサイトでも色々と書かせてもらっていますが、今回は飾らず本音を吐露してみようと思います。まず冒頭に言ってしまいますが、「天然ワックス」推しの理由は下記の通りです。「天然ワックス」は懐が深いからです。 クリーナーワックスとの出会い自分自身は、およそ 20 年ぐらいクリーナーワックス愛好者でした。シリコーン、界面活性剤、微粒子研磨剤、有機溶剤の油脂系クリーナーワックスです。これらの成分が気になる方々も居られるでしょうが、使用目的を達成する本質が重要であって、達成する手... K's Garage Works2024.10.03#11 クイックディテイラー( Quick Detailer )https://ksgarage.works/voice/11-クイックディテイラー(-quick-detailer-)クイックディテイラーの定義実は、クイックディテイラー(QD)については、自分自身良く分かっていないのが実情だと思っています。今現在、クイックディテイラー(QD)はこういうものだと、という明確な答えはないのではないかと感じています。一般的によく言われる機能としては。指紋や軽度なホコリの除去(軽い汚れ)軽いスケールの除去(軽い汚れ)艶出し保護効果がある。潤滑性を保持している。大きくはこの4つではないでしょうか?その中でも、神風コレクションさんの "QUICK DETAILER 2.0" の商品説明が分かりやすい... K's Garage Works2024.10.07#12 油分除去剤(メンテナンスクリーナー) #1https://ksgarage.works/carwash_methods/12-glaze-polish-no-1自身の備忘録&備考録を兼ねて、、、研磨剤の存在油脂汚れ除去剤(油分除去剤)、下地処理剤など、有機汚れを除去するケミカル剤において、よく研磨剤の有無/種類/強さや研磨量の話題が上がることが多いです。具体的には、「塗装に優しいのか?」、「既存の皮膜に影響はないのか?」です。自分自身、昔は気にしていましたが、今はあまり気にしていません。何故なら、硬化系の皮膜は施工しておらず、油脂系、つまり「天然ワックス」の皮膜なので、研磨剤の有無は関係なく油脂汚れ除去剤(油分除去剤)、下地処理剤などを施工すれば皮... K's Garage Works2024.10.16#13 油分除去剤(メンテナンスクリーナー)#2https://ksgarage.works/carwash_methods/13-油分除去剤(メンテナンスクリーナー)2単位について(膜厚)初めに単位についてです。皮膜の厚さ(膜厚)は、長さの単位で言い表されています。その単位は、「 μm (マイクロメートル)」です。ですが、「 μm (マイクロメートル)」よりも、「 μ (ミクロン)」という単位の方をよく見聞きすることかと思います。この、「 μm (マイクロメートル)」と「 μ (ミクロン)」の単位量は同じものなのです。名称が異なるだけです。つまり、 「 1μm (マイクロメートル)」 = 「 1μ (ミクロン)」です。何故このような状況かと言うと、「国際単位系」というオフィシャルな単位... K's Garage Works2024.10.24#14 油分除去剤(メンテナンスクリーナー)#3https://ksgarage.works/carwash_methods/14-油分除去剤(メンテナンスクリーナー)3油分除去剤における研磨機能ついてマルチクリーナー、グレイズ、ポリッシュ、3 in 1、 All in One、クリーナーワックス、下地処理剤などのケミカル剤は、油分除去剤と呼ばれることが多い製品群です。ですが、その目的やアプローチ方法、成分内容などは各々少しずつ異なっていて、一番多様化しているカテゴリだと認識してます。当初、この記事を書き始めたのは、その製品成分に含まれる研磨成分の説明について、どのメーカでも抽象的や曖昧な表現しかされていないことが少し不満で、定量的に説明できないだろうか?と思ったことがきっか... K's Garage Works2024.11.14#15 Car Valeting Process.https://ksgarage.works/carwash_methods/15-car-valeting-process前回、油分除去剤について色々と私見を述べさせていただきました。その中で、油分除去剤にはそれぞの目的と個性があると言いました。その目的と個性を感じるためには、洗車の工程を再度思い返す必要があると思っています。今回も、自分の考え方を再整理と再検討するためであり、あくまでも私見となります。洗車については、このひとつが正解であるということはない世界だと考えています。また、今回下記の情報を参考にさせていただきました。【参考】 ・Guide_LSP – Autobritedirect JAPAN ・What is Car Glaze? Glaze vs. Wax, Expl... thumb_upいいね送信中です×※コメントは最大500文字、5回まで送信できます送信送信中です送信しました!Views: 315
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