先日洗車させていただいた高齢者施設社用車のシエンタ。

洗車が終わった時に、社員さんのプライベートなクルマの洗車依頼を承り洗車してきました。

日産の DAYZ Highway STAR です。
何となく、軽自動車のサイズ感、スライドドアではない、パッと見からそれほど時間は掛からないだろうと思っていましたが。。。




しかし、苔が蒸されておりました。。。

長いこと洗車はされていなかったとのこと。
あと、このパーツ。

リアクォーターパネルなのですが、先日のシエンタの A ピラーにも同じような素材のパーツが使われていました。

樹脂パーツなのですが、未塗装でもなくピアノブラックでもない感じです。
両車両の状態から、水アカと水シミが付着しやすい材質だと認識しました。
まずは足回りから。

だいぶ時間が掛かってしまいました。。。
大まかな汚れは問題ないのですが、隅っこに固着した汚れがなかなか頑固者でした。
結局、タイヤとホイール4セットで、1時間以上も費やしてしまいました!?
また、水アカが多かったのです。
ボディカラーがホワイトなので、隙間界隈がくすんでいたのです。
リアスポイラーとボディとの間の隙間とルーフ(レール?)の溝。
洗車が終わった後、リアスポイラーとボディとの間の隙間の水アカは目立っていました。
ただ、除去を試みようとした時、構造上今回は無理だと悟りました。

矢印の隙間に水アカがあるのですが、スケール除去剤を刷毛で塗る際にリアガラスに垂れ落ちるリスクがとても高ったのです。
当店(自分)が準備していたスケール除去剤はサラサラの液性のものしかありませんでした。
ジェル状のスケール除去剤は持っていないのです。
改めて、ジェル状のスケール除去剤の存在意義を今回学びました。。。
ただ、研磨成分配合の油分除去剤やクリーナーワックスを刷毛で塗り込めば除去できたとは認識しています。

ルーフのこの溝の水アカ除去もできませんでした。
この双方の未対応原因は時間不足でした。
前回のシエンタの時と同じなのです。
どこまでやるか?
シエンタの時は、自分の中で取りこぼした施工はありませんでした。
ただ、今回は降雨が迫っていたのです。
この時点でワックス掛けとオーバーコート施工、それとルームクリーニングが手付かずでした。
よって、計画していた大項目レベルの残施工を優先することにしました。
しかし、反省すべきことはあるのです。
それは、最近汚れを深追いしている感があるのです。
つまり、身の丈相応でないことまで手掛けてしまっている感があるのです。
いや、手を抜いてしまうということではなく、やり方の問題なのです。
質は高く維持したいのですが、右往左往せずにもっと効率よくできるのではないか?ということです。
つまり、手間をかけ過ぎたと感じているのです。
適用するケミカル剤やツールの選定や順番が間違っていたかなと感じているのです。
情けないことに、自身の洗車を少し複雑化させてしまったかと。。。
まあ、要は未だ洗車が下手っぴなんだと思います!!
で、蒸された苔は除去しました。
そして、ワックス掛けとオーバーコート施工とルームクリーニングまで、何とか雨が降る前に完了しました。
ただ、痛感するのですが、クルマ個体の状況って様々ですよね。

メンテナンスをさせていただいているクルマは、その状態が予想できるのです。
ですが、特に初見のクルマは難しいです。
パッと見が綺麗であっても、油断はできないですね。

今回もたくさん反省するべきとこがありました。
よって、また多くを学ばせていただきました。
ありがとうございました!!
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