自分自身のクルマを洗車しました。
軽貨物運送業も営んでいるので、自分自身のクルマは働くクルマです。

ほぼ毎日走っています。

軽貨物運送業も営んでいると、「ズーッとクルマに乗っていると辛くありませんか?」とよく訊かれのですが、自分の場合は辛くないんですよね。
寧ろ、何故か愉しいのです。
これは、若い頃からのことで、バイクでツーリングしていても観光名所で停まらずズーッと走ってるタイプの奴でした。(笑)

あと、軽貨物運送業も営み始めて痛感したことが、内燃機関の乗り物って毎日走ってあげる方が調子がいい状態を保てる事実です。
毎日使い倒すからエンジンも辛いはずと思ってしまいますが、その逆で調子いいのです。
昔、サラリーマン時代にジムニーシエラに乗っていたのですが、4年間で僅か8000kmぐらいの走行距離でした。
何故かエンジンにかかり具合が調子悪い状態が続いていて、EUC のリセットやアップデートをしてもらっても改善しませんでした。
今から思えば、原因は走らな過ぎだったと思います。。。

で、前回の洗車(上記写真)から、、、

一度、夜に雨が降り汚れました。

また、珍しく雨が降る日があって、雨の中仕事で走り回っていました。
その翌日。

ボンネットの汚れは目立たなくなりました。
前日の雨天走行で目立つ汚れは流れ落ちました。

そして、コイツです!

露です。
夜露朝露です。
周知の事実ですが、この露が一番の水シミ(スケール)の原因です。
自分も身を以って思い知りました。

露は雨と異なり動かないのです。
クルマを動かせば、雨であれば流れ落ちますが露は動きません。
ジトーっと張り付いているのです。
そして、日の出とともに日光に照らされて、ジリジリと乾き蒸発していきます。
ただ、その蒸発時には塗装面の汚れととも蒸発するので、その汚れが焼き付くようなイメージなんだと理解しています。
露の時期、このような事象が波状攻撃として繰り返され、ダメージを被ってしまうのです。
あと、砂埃などの汚れが付着していると、より露が付きやすいのかなと個人的には感じています。

雨はあまり怖くありませんが、この露は大きな脅威と感じ畏怖しています。

この脅威に対抗するには、
 ・カーポートの設置
 ・ボディカバーによる防露
 ・こまめな洗車
ぐらいしかないと考えています。

では、前回洗車から20日間経過した状態。

まあ、汚れています。
特にルーフの状態を見ると、自分でも大丈夫か?とも思ってしまいます。
ただですね、自分のクルマは検証車両も兼ねているのです。
お客さまのクルマで新しい試みをすることはできないので、まずは自分のクルマで検証するのです。
実は、検証する個体としては申し分ないのです。
働くクルマなので、常に走っているので色んな汚れが付着します。
納品時にギリ寄せで駐車するので、歩道の街路樹などに接触して小傷が付きます。
色んな駐車場に駐車するので、ドアパンチも多々喰らってしまいます。
そして、ダークカラー、青空駐車環境と考えると、ハードな環境に晒されているクルマと言えます。
そんなハードな環境下のクルマが、洗車でどこまで綺麗になり維持できるか?
そんなことを日常的に試しているのです。

まず、リンスレス洗車剤溶液をスプレーして、少しでも汚れを浮かせます。
先日、リンスレス洗車剤ではなく水でも良いかもと考えていましたが、今後は常にリンスレス洗車剤を使うことにしました。
リンスレス洗車剤は界面活性剤が含まれていないので洗い流すことが不要なのですが、希釈率によってクイックディテイラー(QD)としても、トラップ粘土潤滑剤としても使用できるものです。
水との明確な使用感差異を感じなくても、その潤滑性は常に適用すべきだろうと考えました。
あと、洗浄効果にも。

タイヤやホイールの予洗いにも、リンスレス洗車剤溶液を使用します。

リンスレス洗車剤溶液をスプレーした後は、「バケツ一杯の洗車術」の手順通りです。
ただ、少し異なっている点が、事前にリンスレス洗車剤溶液をスプレーしているので、水拭きでは既に汚れの回収が行われ始めています。
仕上げ拭きは、残存した水分の吸収となります。
この点が「バケツ一杯の洗車術」の手順と異なる点です。

水拭きは、スポンジよりはマイクロファイバークロスが自分には向いているように感じます。
仕上げ拭きは、やはり綿タオルが一番良いと思っています。

マイクロファイバークロスは、何かを掻き取ることにとても秀でていると認識しています。
汚れを拭き取ったり、ワックスを拭き取ったりするのに適していると考えています。
その能力ですが、繊維がギザギザになっているからだと思います。
綿タオルは、吸水量はありませんが吸水性がマイクロファイバークロスよりも良いです。
そして、対象物への当たりがマイクロファイバークロスより優しいです。
例えば、入浴後や洗顔をした場合、綿タイルとマイクロファイバークロスのどちらを使おうと思いますか?
自分は綿タオルです。
マイクロファイバークロスは皮膚へ引っかりそうに思えます。

あと、この洗車方法での仕上げ拭きは、タオルを往復させて水分を拭き取るのではなくゆっくりと1回(ワンウェイ)で拭き取らなければならないのが流儀です。
そのため、かなりタオルを強く絞るのです。
強く絞り切ったタオルを広げて、空気を含ませてふんわりと折りたたむのです。
この強く絞り切る所作も、綿タオルの方が自分にやりやすいです。
そして、太極拳のようにゆっくりとした動作で1回(ワンウェイ)で拭き取るのです。

洗車後、水拭きした瞬間、ポツポツと水シミが顔を出しては消えていきます。
この場合の対処はふたつ。
スケール除去剤で溶解して除去するか、クリーナーワックスの研磨成分で除去するかです。
どちらの方法でも良いと自分は思っています。
ただ、スケール除去剤の使用は作業工程が1工程増えてしまうので、問題がない限り通常はクリーナーワックスで他の汚れとともに除去しています。
もしクリーナーワックスで除去できなかった場合には、スケール除去剤での除去を試みます。
今回はクリーナーワックスで無事に落とせました。

補足ですが、自分が好んで使用しているクリーナーワックスの製造販売者さまは、そのクリーナーワックスはガラスコーティング施工車両にも使用できると仰っています。
研磨成分を配合してあるが、研磨剤の種類も色々なものがありガラスコーティング層の硬度よりも柔らかい硬度の研磨剤をしているとのことです。
とは言え、ガラスコーティングにも色々なものがある訳で、そこはガラスコーティング層を落としてしまう可能性もあると認識して自分は使用しています。

そして、今回青空駐車環境で20日間ほど放置をしたのですが、軽い水シミが付着しました。
これって、時期的に露が発生するからだと感じました。
これまで、当店(自分)では、適切なスパンの洗車サイクルを「(青空駐車環境では)2週間〜3週間に1回」としてきました。
ですが、今回の件から、適切なスパンの洗車サイクルは「(青空駐車環境では)2週間1回」に修正させていただきます。
結果として普通に除去できたのですが、念のため変更修正させていただく次第です。

あと、ホイールにもクリーナーワックスを使用しています。
予洗いで落ちなかった汚れも落ちるし、艶出し保護効果もあります。

あと、バケツの話になります。
先日新しいバケツを調達しました。

この側面に洗濯板を装着できる 20L サイズのバケツです。
ですが、如何せん自分には大き過ぎるのです。
だから、今回は「バケツ一杯の洗車術」の先人の方々が使用している 6L サイズのバケツを再度使用しました。

正直憧れもあるのですよ。
ただ、このサイズに合うグリッドガードもなくそのまま使用するのですが、やはりタオル類が底に着いてしまうのです。
スポンジであれば浮くので問題はないのですが、タオルは沈みます。
タオルを濯いだ後、バケツから出せば済むのですが、水拭き用のマイクロファイバークロスは如何ともし難いです。

洗車後の水の汚れ具合はこんな感じです。

ダメですよね。。。

以前の 14L サイズ(逆流防止グリッドガード)に戻すことにしました。
洗濯板ははみ出してしまいますが、このグリッドガード自体が洗濯板も兼ねているのです。
ただ、底まで手を入れてゴシゴシとなければなりませんが。。。

そして、今回はいつもとは異なるクリーナーワックスを使用してみました。

クリーナーワックスは結構な種類と数を持つことになってしまったので、自分のクルマには気分や好みで変えて愉しんだりもしています。

仕上がりも文句はありません♪

実に気持ちいいです!

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