仕事柄、ほぼ毎日走ります。
だから、結構タイヤが汚れてしまいます。
ただ、、、

この汚れって、外的要因によるものではないと感じていました。
つまり、タイヤの保護剤が滲み出て来ている汚れではないか?と。。。

思い当たる節はあるのです。
タイヤワックスを水性から油性に変えた後から、このように早く汚れてしまうような状況になったと認識しています。
水性のタイヤワックスを使用していたときにはこのようなことはなく、自然と外的要因により汚れていくような感じでした。

つまり、油性のタイヤワックスに対して、タイヤ保護剤が反応してしまっているのではないかと思っています。

今回を契機に、タイヤワックスは水性に戻すことにしました。
そして、従来はスポンジでタイヤワックスを塗布していましたが、ブラシでの塗布に変更しました。

ブラシでの塗布は、個人的にスポンジよりは細かく楽に塗布できると確認できました。

水性タイヤワックスに戻してからは、この薄茶色の派手な汚れは抑止できているようです。
ただ、タイヤワックスからタイヤコーティングというケミカル剤にも興味が出てきた今日この頃です。

タイヤワックス然り、以前の樹脂パーツも然り、施工直後は誰が見ても綺麗に仕上がります。
しかしながら、時間経過とともにどのような変化が訪れてしまうのか?
そこが一番気になる部分であり、重要なポイントだと認識しています。

一番気になる部分であり重要なポイントであるのですが、この点は施工後のお客さまの車両状態を確認させていただくか、自身の車両で検証するしかありません。。。

そして、自身の車両で検証した結果、当店は「クリーナーワックス」仕上げから「天然ワックス」仕上げへシフトをいたしました。
ある程度の時間経過でも防汚性が維持されているのが「天然ワックス」だと確認できたからです。
艶感も、適宜洗車をしてQD (クイックディテイラー)やスプレーワックスなどでメンテナンスすれば維持されることも検証済みです。

また、自身の車両は毎日走る働くクルマです。

雨だろうが雪だろうが、天候に関係なく走ります。
狭い路地では、雑草や木々の小枝などがボディに擦れたりもしています。
つまり、シビアコンディションな車両だと言えます。

ですが、洗車をすれば綺麗になりますし、QD (クイックディテイラー)やスプレーワックスなどでメンテナンスすれば綺麗な艶感が増幅してきます。
ただ、水を寄せ付けないようなバチバチの撥水性はありません。
水玉がコロコロと転がる撥水性です。
よって、水を寄せ付けないようなバチバチの撥水性を求めるニーズには対応できないと思っています。

このような撥水性を補完したり耐久性を向上させるために、カルナバ蝋だけではなく他の原材料を配合した「天然ワックス」も沢山あります。
当店でもラインナップは揃えております。
ただ、個人的にはシンプルなカルナバ蝋の「天然ワックス」が一番良いのかな?と感じています。
あれやこれや付加価値を追い求めるのではなく、純粋にカルナバ蝋の良さを味わっていただくことが一番大切なことなのだろうと思っております。