まず初めに、巷の軽貨物運送業務、どちらかと言えば流行りの業務をひと通り経験して知見を蓄えようと思っている。
有名どころのマッチングサービスには登録をした。
一社だけは経験を問われるとのことなので、一ヶ月後ぐらいに登録しようと考えている。
そうそう、あの有名フードデリバリーサービスにも登録してみた。(笑)

スポット便、お買い物代行ときて、次は宅配業務を経験する順番。
外資系ネットショップの生鮮食品宅配。
宅配自体、自分自身はハードルが高いと感じている。
イベントドリブンな初見個人宅への配送と物量。

そもそもど素人故に、それなりの物量(個数)を任されても困ってしまう。
だから、生鮮食品をターゲットにした。
不在も殆どなく、物量(個数)も限られている。
不測の事態となっても、迷惑を掛けてしまう範囲は局所化できると思った。
あとは、土地勘に不安がある東京ではなく、横浜を選んだ。
たまに横浜でもオファーが出ることを知った。

ただ如何ともし難かったのが時間帯。
19:30 〜 22:00 のオファーしか取れなかった。。。

初めての宅配で夜。
不安以外の何ものでもなかった。。。

事前学習は、アプリ内の動画説明と YouTube での諸先輩方の動画でイメトレをした。
チェックインは、前後 15 分の範囲でなければできないと学んだので、ステーション近くのコンビニで待機。
時間になってステーションに行けば、予想していた光景と異なっていた。
外資系のセンス良い雰囲気のステーションかと思えば、ただの街倉庫だった。
それに、諸先輩方は既にスタンばっていた!?

チェックインは 15 分前からって?

なんのことなく、そういうステーションだっただけ。
ただね、ステーションに着いたは良いが、何をどうすれば良いのか途方に暮れる状態。
掲示板があってそこに担当カートが書いてあるって言うけど、そんなもんはない。
それに何方がスタッフなのか分からない。
スタッフだと判別できる服装の方がいないのだ!?
みなさんドライバー然としている。

まあ、こういう時の鉄則で、分からなければ聞く!

近くに居られた温和そうな先輩ドライバーに声を掛けた。
すると、アプリでチェックインだけしておけば、時間になればカート割り当てが机上の iPad に表示されるとのこと。
なるほど、聞けば理解できた。
そして、もうひとつの重要な質問をさせてもらった。

「ステーションに来る時に出発ボタンを押したのですが、地図は表示されるけどナビゲーションされなかったのですが?」
「ナビゲーション?」
「はい、案内です。」
「え、それはないよ。地図見て来るだけ。」
「そうなんですね。」

このへんで、自分は軽いパニックに。
YouTube で確認していた時、地図が表示されていたのでてっきりナビシステムが実装されていると思っていた。
それに、フードデリバリのアプリはそうだったから。
でも、それぞれの配送時にはナビゲーションしてくれるんだよね?、、、

そして時間になり、割り当てカートが掲示された。
保冷バックを積み込みながら、配送ルートはナビゲーションされるのかものすごく不安になってきた。
積み込みしながら一番目の配送先をクリックしても地図表示だけ。
とても不安になり、積み込み後近くに居られた方に訊いてみた。

「すみません。このアプリってナビゲーションはしてくれないのですか?」
「ナビゲーションではなく地図と自車位置表示だけ。
 ナビは付いているよね?
 ナビに打ち込んでいけば OK だよ!」
「承知です。ありがとうございました!」

でも、、、
そうじゃないんだよー!!(泣)
自分は秀逸そうなアプリだし、YouTube では地図が表示されていたし、てっきりその前提で考えていたんだよー!!!(大泣)

いちいちナビに打ち込まなきゃならないなんて、大きな想定外。
そのことと、積み込んだ保冷バックの多さで完璧にパニックに陥った。
配送先は 7 件、保冷バックは 30 個弱。
その上、真っ暗な夜に見ず知らずの 7 軒へ行かなければならない。

ステーションを出て路肩に止め、一件目の配送先を打ち込む。
万が一に備えて、ゼンリンの配達アプリをインストールしていた。
ちょっと使用した感じでは、住宅地図も表示されるしナビゲーションもツボを得ていた。
自分がナビゲーションに望む機能表示は信号機表示。
右左折のタイミングは、あと信号幾つで判断している。
だから、地図上に信号機が正しく表示されるナビが好きだ。
ゼンリンもそうだし、Yahoo ナビもそうだ。

で、残りの配送先もまとめて打ち込もうか悩んでしまった。
一度一気に打ち込めば後が楽になる。
だけど時間が掛かってしまう。
うわー!となってしまい、自分にこの量の配送は無理だろうと思い始めた。
そもそも、ど素人が容易く宅配に手を出すべきではなかったのでは?
もう本当に泣きそうになったよ。。。
とりあえず、打ち込み始めたが上手く場所がヒットしなかったので一軒目に向かう。

配送先は中区と西区と神奈川区。
冷静に考えれば狭い範囲だ。
だけど、頭に血が上っているので冷静に判断できない。
ただ、一件目の配送が終わって少し冷静さを取り戻し始めた。
全部行き先を打ち込むのはやめて、一軒ずつにしよう。
それに、保冷バッグは多いけど、一軒で 3 〜 4 つ消化できることを知った。

それからは冷静に配達ができ始めたが、次なる試練はマンション名。
マンション名が記載されていると調べやすいのだが、住所番地に結合して部屋番号が記載されているケース。
付近がマンションだらけだと、どのマンションか識別できない状況に陥った。
まあ、この場合は郵便受け名前があれば救われるが、無ければ自分の勘を信じるしかない。
このケース、なんだか今回は全て一発正解でことなきを得た。

そして、ラスト 2 軒目の配送が終わった瞬間、アプリが赤くワーニングを発した。
時間が掛かり過ぎていますと!?
ラストのお宅に届けるか否かを確認してくださいと。。。

まあ、今の自分の技量はこんなものなのだろうね。
指示された通り確認してみれば、届けてくださいと。
ラスト宅に着いて、荷物を運びながら時間が掛かってしまったことを謝罪し配達終了。

未配はなかったけど、遅配がひとつの戦績。

で、ステーションを保冷バッグを返却に。
出発時にステーションに戻る否かを訊かれた。
戻らなければ、次回の仕事の時に返却すれば良いとのこと。
自分は次回が未定だから返却に来た。

もう、心の乱れが写真の乱れとなっている!?(笑)

返却のお作法も出発時に口頭で言われたが、もう覚えてなかった。
とりあえずカートに戻していると、一台の軽バンが戻って来た。
なんと、出発時に質問をした温和な方だった。
この戻し方で良いのですか?と尋ねれば、正しいお作法を教えてくれた。
で、ちゃんと戻し直した。

ふー、これで業務終了♪

宅配って難しいと感じた。
だけど、お作法が分かった今、次は上手くやれる自信が湧いてきた。
それに、ゼンリンの配達アプリも、自分の使い方がショボかっただけだ。
検索の仕方が下手くそなだけで、上手く検索する方法を理解できた。
だから、オファーが出たらリベンジする予定です。

では、また!

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